Windows 端末で IPv6 の統計情報(送信や破棄のパケット、エラー等)を見る方法のメモ 。
基本は netsh interface ipv6 show ipstats コマンドで確認する。
C:\>netsh interface ipv6 show ipstats
MIB-II IP 統計情報
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転送: 無効
既定の TTL: 128
受信: 121
着信ヘッダー エラー: 0
着信アドレス エラー: 59
転送データグラム: 0
不明な着信プロトコル: 0
廃棄された着信パケット: 2
配信された着信パケット: 3194
出力要求: 3418
ルーティング廃棄数: 0
廃棄された発信パケット: 0
経路制御不能な発信パケット: 8
再構築のタイムアウト: 60
必要な再構築: 0
成功した再構築: 0
失敗した再構築: 0
成功したフラグメント: 0
失敗したフラグメント: 0
作成されたフラグメント: 0
エラーカウントや失敗したフラグメントなどが上がっていればどこかで設定ミスの可能性がある。
また同様にしてtcpの統計情報を見ることもできる。
C:\>netsh interface ipv6 show tcpstats
MIB-II TCP 統計情報
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タイムアウト アルゴリズム: Van Jacobson アルゴリズム
最短タイムアウト: 10
最長タイムアウト: 4294967295
最大接続数: 動的
アクティブ オープン数: 30
パッシブ オープン数: 24
試行の失敗回数: 6
確立されたリセット: 14
現在の確立: 2
着信セグメント: 638
発信セグメント: 626
再転送セグメント: 12
着信エラー: 0
発信リセット: 19
ここでタイムアウトアルゴリズムにVan Jacobson アルゴリズムとあるが、これは輻輳防止用アルゴリズム。
このアルゴリズムについては IPv4 も同じものを使用している。
また同様にして udp の統計情報も確認可能
C:\>netsh interface ipv6 show udpstats
MIB-II UDP 統計情報
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着信データグラム: 1621
無効な着信ポート: 0
無効な着信データグラム: 0
発信データグラム: 3203
また各コマンドは rr=5 とすると5秒間隔で更新される。
ping などで状況確認するときに便利かも。
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